ポルトガルの伝統料理、Arroz de Pato(鴨ご飯)の作り方をご紹介いたします。
日本では手に入れづらい材料もあるかもしれませんが、とっても美味しいので是非お試しを。
個人的にもポルトガル料理の中で一番のお気に入りです。
こちらのArroz de Patoは、ご飯なのに、ワインにとても合うんです!
ご飯もワインも止まらない!
もくじ
材料紹介
材料(3人前くらい)
所要時間・・・1時間半~2時間
鴨肉・・・1/2羽
玉ねぎ・・・1玉
にんにく・・・3~4カケ
黒コショウ・・・10g(粒のもの)
ブロックベーコン・・・お好み
赤ワイン・・・1カップ
ローリエ・・・1~2枚
チョリソー・・・1個
パセリorパクチー・・・お好み
米・・・2合
塩・・・大さじ1
オリーブオイル・・・適量
パプリカ粉・・・大さじ1
オリーブ・・・お好み量
オレンジ・・・1個(なくても大丈夫)
手順
出汁づくり
Arroz de Patoのお米を炊く出汁を取っていきます。
まず、鍋の中に以下の材料を入れて15分煮込んでいきます。
水・・・適量
鴨肉
玉ねぎ(半玉そのまま)
にんにく(つぶしたもの)
黒コショウの粒
パプリカ粉
赤ワイン
チョリソー
ブロックベーコン
ローリエ
塩
チョリソーも、ちょっと不安になるかもしれませんが、まるごとぶち込みます。
たぶん、カルディーとかに行けばこういうの売ってそうだけど。
下記、スペイン産ですが、ポルトガルと同じイベリコ豚なのでそれらしい味に仕上がるかと。
鴨肉はワインとガッツリ煮込んでいくので高いものでなくても大丈夫。
15分後、チョリソーとブロックベーコンを取り出す
チョリソーとベーコンの旨味が出ていきすぎないよう、ここでいったん取り出します。
チョリソーとベーコンを取り出したら、出汁をそのままあと15分煮込んでいきます。
右上のワインは料理用のワインの味見。
ほら、ワインがおいしくないと、料理も台無しになるでしょう?
嘘です。安いワインでもちゃんとおいしくなります。ただ飲みたいだけ。
15分出汁を煮ている間、チョリソーとベーコンをお好みのサイズに切っておきます。
30分経ったら、ザルなどで出汁を濾し、具材と出汁を分けておきます。
その後、鴨肉をフォークなどで小さく裂いていきます。
米を炊いていく
フライパンにオリーブオイルをひき、にんにくと、玉ねぎのみじん切りにしたものを中弱火で炒めていきます。
玉ねぎがしんなりしてきたら、お米を投入します。
洗わなくても大丈夫。
これ、日本の米でやったらどうなるんだろう・・・。
そのまま、4分~5分ほど炒めていきます。
米は我が家ではUncle Ben’sのものを使っています!アメリカのブランドだけどチャーハンとかにしてもおいしいんです!
出汁を入れていく
米の量に対して1.5倍量の出汁を入れていきます。
軽く混ぜてなじませたら、ふたをして、15分。
焼く!
このあと、ご飯を耐熱容器にうつし、オーブンで焼いていきます。
オーブンの予熱を200℃に設定準備をします。
耐熱容器に移すとき、ラザニアのように、層にしていきます。
ご飯
↓
鴨肉、チョリソー、ベーコン
↓
ご飯
↓
鴨肉、チョリソー、ベーコン
といった具合に。
並べ終わりました。
オリーブやオレンジはお好みなんだけど、個人的にはあった方がおいしいかなと思います。
オーブンで焼いていく
オーブンは200℃で15分を目安に焼いていきます。
我が家では表面がカリッカリになるまで焼きます♪(そうするとたぶん25分くらい)
出来上がり!♪
結構手間がかるでしょ?
でも、慣れると簡単にできます。
じゃじゃーん!
いつもは小食の家族もこれは無限に食べられるので、3人家族で5人前食べます・・・汗
冷えてもチンすればまたおいしく食べられますよ♪
Arroz de Pato、とっても美味しいので是非作ってみてください♪