【世界遺産】リスボンを代表する観光スポットのひとつ、ベレンの塔

torredebelem リスボン

ガイドブックにも必ず序盤に乗っている観光名所、ベレンの塔。

所要時間は30分ほど。こじんまりしていてサクッと見られるので是非行ってみてくださいね♪

ベレンの塔って?

ベレンの塔は1514年~1519年の間に王・マヌエル1世(1495-1521年)により、テージョ川からの侵攻、同じ時期に建てられたジェロニモス修道院を守るために建てられました。

建築家のフランシスコ・デ・アルダは二つの建築技術を掛け合わせながら、当時の軍隊の最新の設備で高い塔、中世のキープ、砦、砲郭等をデザイン。

チケットについて

チケットは事前のオンライン購入がオススメ。

値段はシンプルなチケットで6€、オーディオ付きが9€。
ジェロニモス修道院とセットで売られているタイプもあります。

シニアは半額。12歳以下は無料。

リスボンカードで無料になります。

当日現地で買う方法もあります。
チケット売り場は休日のお昼過ぎ頃でしたがそんなに混んでなかったのでそこまで大行列ができることも少ないのかなと思います。(ベレンの塔は大行列でした・・・)

いざ中へ!ワクワク

入口で警備員さんにチケットを見せて中に入ります。ここからすでに行列ができていることもありますが、平日の15時過ぎ頃は割と空いていました。

入るといきなり大砲が。

何個も並んでいました。

大砲のある部屋を抜けるとちょっとした広場的なところに出ます。ここでまた塔内に入る列に並びます。赤ちゃん連れの場合は列に並ばずに入ることができますので、遠慮せず甘えていきましょう!

ベレンの塔からの景色は最高!

ベレンの塔を真正面から。カッコいー!

列に並んで案内されたら細い螺旋階段を上っていきます。

2階、王の部屋

アーチ形になっている天井に、市松模様の床。暖炉用のくぼみがあり、このお部屋は豪華で居心地の良い空間だったことがうかがえます。バルコニーからは、遠くから船が行き来する様を王様が見られるように。

バルコニーから出ると下の階が見下ろせます。まだ入り口は結構並んでますね。

左側からの景色は最高!

三階、客間

下の階と同じようなアーチ状の天井の“オーディエンスルーム”には、アーチ形の窓枠のついた二つの窓。外の正面側この窓はマヌエル1世の大きな紋章とアーミラリ天球儀の間に設置されています。

その他の三つの壁には、暖炉のへこみと、半円型の窓。これらの窓には談笑用の長いベンチがせっちされています。

4階、チャペル

最後の部屋、チャペルはベレンの塔の中で最も複雑な造りになっていて、壁面のコーベルから天井にかかったアーチ状に盛り上がったバネのデザイン。このドームは王・マヌエルの力強さを表した王家の紋章で飾られています。中世のティアセロンという技法で飾られたアーチの頂上部分にあるのが王家の紋章。それを囲むようにアーミラリ天球儀、キリスト騎士団の十字が。

コーベルは炎と面白い顔のデザイン。この塔をデザインしたフランシスコ・デ・アルダはマヌエル様式が得意でロープやロープの結び目の形をしたコーニスなどが監視塔や正面部分に飾られています。

管理人部屋

下に降りるとまた同じような部屋があり、そこから小さな廊下が。

こういうのテンション上がるのは私だけでしょうか。

先へと進むとせまくて丸いお部屋になっていました。

反対側にも同じような小さな廊下(?)があり、そちらも進んでみるとこちらは窓が開いていて外が見られるようになっていました。

外をみてみよとの看板が。

おぉこれだこれだ。サイの形をした・・・これもコーベル・・・?なのかな?ただの飾り?よくわからないけど、細部までこだわって作られていることは伝わります。

ベレンの塔へのアクセス

ベレンの塔はベレンの駅から20分と、結構歩きます。

市電15番Lg. Princesaから徒歩6分。地下鉄の駅がないので少々不便。UBERが便利かな。