先日、ポルトガルで子育てをしているけどどんな食材を使って離乳食を作ればいいのか分からない!というお問い合わせをいただきました。ひょっとして需要がある?と思い一応書いておこうと思います。
もくじ
ポルトガルの離乳食はほぼペースト状
日本では約5か月頃から離乳食が始まり徐々に固形物を与えていく方法が一般的だと思いますが、ポルトガルの場合あまり日本のように細かくやらず、子供の興味の赴くままに進めている印象。
スーパーの離乳食コーナーに行っても日本にあるようなおいしそうなお弁当セットやおじやみたいなものはありません!イタリアやフランス、イギリスなどヨーロッパの国でもおいしそうなパスタやクスクス、リゾットなどいろんなものがあったのに、不思議です。
離乳食にオススメな魚の種類
離乳食に使用するお魚はスーパーなどで購入ができますが、結構クオリティーに差があるので私はよく生鮮市場のようなところに行って購入したりしていました。
スーパーでも市場でも魚売り場に行くと店員さんが捌いてくれたり、切り身になって売られたりしています。ただ、結構テキトーに捌かれているので骨などが入っていることもちょいちょいあります。自分で確認することが必要。
Dourada(ドラーダ)、Robalo(ロバーロ)のようなスズキ系の白身魚
比較的手に入りやすいドラーダやロバーロのようなスズキ系の白身魚は私も良く使っていました。ただ結構大きいものが多いので取り分けたりと工夫もしていました。
Linguado(リングアード)・ヒラメ
ヒラメは身が柔らかくて臭みも少ないため娘もよく食べてくれました。他の白身魚に比べて少し値は張りますが娘が良く食べてくれたので小分けにして冷凍していました。
Pescada(ペシュカーダ)・ヘイク
ヘイクというと日本人には全く馴染みがないですが、Pescada(ペシュカーダ)も癖のない白身で食べやすくポルトガルでは人気の魚。Pescadaは比較的安価で買えるのでオススメ。冷凍のものも売っています。
Salmão・サーモン
サーモンは日本人にも馴染み深く、レシピもたくさんあるので離乳食にも使いやすいですよね。こちらもスーパー、市場、冷凍でも売っているので手に入りやすく安心して使用できます。
離乳食にオススメなお肉の種類
お肉は大体日本に売っているのと同じ感じですが一部、ポルトガルならではの食材もあるのでご紹介しますね。
Peru・七面鳥
日本ではクリスマスくらいにしか出回らないので離乳食に使うイメージはあまりないかもしれませんが七面鳥はクセもなく高たんぱく低脂肪で離乳食にとてもオススメ。脳や神経の発達を助けるビタミンB、血液循環を助ける鉄分も豊富に含まれています。
更に、スーパーで簡単に手に入れることができて値段も安いのがうれしい!
Peito de Frango・鶏むね肉
日本でもおなじみで離乳食の定番と言えば鶏むね肉ではないでしょうか。鶏むね肉はFrango(鶏)むね(Peito)と言います。そのまま売っていたり、ひき肉になって売っていたりするので確認してみてくださいね。
Pato・鴨肉はNG!
ポルトガルでは鴨肉も手に入りやすいですが、鴨肉は食感が硬いのと脂肪が多く離乳食には向きません。
まとめ
ポルトガルで離乳食を作るのにオススメな食材をご紹介しました。もし、他にも気になることや分からないことなどあれば気軽にコメント欄に書き込んでいただくか、お問い合わせくださいね♪