もくじ
ケイジャーダって?

ケイジャーダはチーズと卵でできた餡をパリパリの皮のカップに入れて焼いた、ポルトガルではパステル・デ・ナタに次ぐ有名なスイーツ。
ケイジャーダと言ったり、ケイジャディー二ャと言ったりします。
ポルトガル語ではニャとか、ニョが付くと、日本語で言うところの”ちゃん”みたいな感じで、可愛いニュアンスになります。
ケイジャーダといえば、カーザ・ド・プレト(Casa do Preto)が有名ですが、こちらのお店も地元の人には有名なのだそう。
Pastelaria Gregórioの外観

近くに駐車場がなくてかなり遠くに止める羽目になりましたが、朝の散歩も気持ちが良いので結果オーライ。
今回はこちらで朝食をいただいてきました。

外から見えるテラス席の壁には、警察の方がここに入れと合図を送っています。
こういうお茶目なジョークがポルトガルらしくて好き。
Pastelaria Gregórioの店内

ケイジャーダの他にもパンやほかのお菓子類が販売されています。

どれにしようか悩みます。
朝食をいただく!

なんでケイジャーダを注文しなかったんだろ・・・?と、今になって思いますが、
朝はどうしても甘いものよりしょっぱいものが食べたい派なんです・・・。
夫のケイジャーダを一口もらいました。
う~ん・・・これは・・・うまい!!
カーザ・ド・プレトのケイジャーダは一回り小さくて、酸味があってチーズ感が濃いので、さっぱりとしていて食べやすいのに比べ、こちらは、濃厚でずっしりとしていて、シナモンの香りが強いです。
あと、かなり”良く焼き”で、皮のおこげの苦みが甘さを引き立てています。
これは難しい!かなりいい勝負です!
私の朝ごはんはと言うと、パイ生地にソーセージが入ってるものにしました。
やっぱり朝ごはんはしょっぱいものが食べたいです。
ちなみにエスプレッソはTOFAでした。
帰ろうとしたら・・・あれ・・・?

食べ終わって、カウンターでお会計を済ませ、お店を出ようとしたら・・・
あれ・・・?
日本語のチラシ!!
読んでみるとすごく興味深いです。

その昔、ポルトガルからケイジャーダが日本に渡りました。
チーズの入手が困難な上、作り方が難しいことから廃れてしまったのですが、鶴屋という日本のお店が今現在も作り続けているそう。
ケイジャーダは、”けし跡”という名前で親しまれていたようです。
ん~・・・ケイジャーダ、けしぁーだ、けしあと・・・
現在は、現代風にケシアドという名前で販売されているようです。

こちらがそのケシアド。
おまんじゅうのような見た目でケイジャーダとは随分違うような気がしますが、これは日本に帰った際には絶対に試してみたいと思います。
本家より美味しかったりして(笑)

こちらのお店がなぜ鶴屋のチラシを飾っているのかは全くの謎です(笑)
お土産にもおすすめ

ケイジャーダは日持ちするのでお土産にもおすすめ。
こちらのお店は一つ5個入り。
美味しすぎてすぐに食べ終えてしまいました・・・
もう一つ買えばよかった(´;ω;`)
Pastelaria Gregórioの場所
シントラ駅から徒歩6分なので、アクセスも便利です。
カーザ・ド・プレトのケイジャーダはリスボンのスーパーなどでも買えますが、パステラリア・グレゴリオのケイジャーダは見たことがないので、シントラへ行った際には必ずゲットするようにしましょう!
一応公式サイトも載せておきます!

他にも美味しいシントラのスイーツのお店あるよ!