広大な自然が楽しめる、セラ ダ エストレラが魅力的すぎる

SerraDaEstrela セラ・ダ・エストレラ

ガイドブックにはあまり乗っていないけどポルトガル人に愛されるリゾート地

首都リスボンからも遠く離れていて行きづらい場所にあるため、ガイドブックにあまり乗っていないのですが、ポルトガル人にとってリゾート地というと、

夏はアルガルヴェ、冬はセラ ダ エストレラというほど人気のリゾート地。

ここでは、セラ ダ エストレラとはどんな場所なのか、ご紹介いたします。

圧倒的広大な自然

走るとどんどん景色が変わるセラ ダ エストレラは、ドライブをするととても楽しいです。

標高が高く、雲に覆われることも多いです。

ぽつんとたたずむ十字架。この景色を見守っているかのようですね。

しばらく広大な景色が広がっているかと思えば、ごつごつした岩場と呼ぶには壮大すぎる景色に遭遇したり。

どんな歴史をたどったらこんなことになるのかと不思議になる岩々。
巨人が存在したんじゃないかって思ってしまいます。

突如現れるマリア像

車を走らせていると突如さりげなく現れるマリア像。


雨の日も風の日も雪の日もこの地を守るマリア像の足元に、よく見るとお供えものが置いてありますね。

飛ばされそうなくらいの強風が吹いている中、ここまでたどり着くのは結構危険が伴う気もしますが・・・

セラ ダ エストレラの廃墟探検が楽しすぎる!

セラ ダ エストレラ地方にはたくさんの廃墟があります。
廃墟萌えにはたまらないスポットです。

どうやって建てたのかも、そもそも家かも分からない廃墟

たまたま通りがかりに寄ってみたこちらの廃墟。
屋根の部分の石がだいぶ大きいですが、どうやって乗せたのでしょうか・・・
重機とかない時代のものだと思うのですが・・・うーん、不思議。

こちら、裏側から見た写真。
ひょっとして倉庫か何かだったのかな・・・?

こういう謎の廃墟って、いつの時代にどんな人が使っていて、どんな風に今に至ったのかって想像をかき立てられてたまりません。

まだそんなに経ってなさそうなレストラン(多分)の廃墟

何もない場所にポツンと建っているこちらの建物は、厨房の感じから、恐らくレストランであっただろう廃墟。
先ほどの廃墟と比べると、レンガ造りで多少現代的な感じがする。

こういう場所って、どうしても秘密基地感があるから、若い人たちが集まるのは仕方ないと思うけど、落書きするのやめてくれよー。
落書きがなければもっと雰囲気あるのになぁ。

二階へ上がってみると、床が抜けているんだけど、暖炉らしきものが。

一階の奥には厨房とトイレがありました。

命の危険を感じるほどの強風の中にたくましく建つケーブルカーの跡地

レンガ造りのこちらの建物。
とにかく風が強い!!まっすぐに歩けない!

レンガやコンクリートが粉々に砕け散っています。
いかに風が強いかが分かります。

何度も言いますが、屋内にいてもとにかく風が強いので、風が吹いている方向の壁がすべて崩壊しています。
それでもまだ建ってるってすごい。

すごいガレキ。

ケーブルカーの乗り口。

こんなところから乗るケーブルカーはきっとすごく気持ちいいだろうなぁ。
なんで終わっちゃったんだろう。(強風すぎて危なかったから?)

ポルトガルのわびさびを感じる

基本的には全体的にカラッとしているポルトガルですが、湿地帯もあり、そこではいろんなコケや、わびさびを感じられる場所に遭遇することもあります。

岩肌にびっしりと生えた美しいコケたち。
コケ萌えにはたまりません。(なんにでも萌えてすみません)

このモサモサ感と美しい緑。
環境の良さを物語っていますね。

あと、こんな場所も見つけました。

湧き水どころ。

コケに覆われた大きな丸い石から流れている湧き水。

新鮮で冷たくておいしい水。

セラ ダ エストレラのチーズと生ハムがおいしすぎる

セラ ダ エストレラの名物といえば、チーズと生ハム。
これが本当においしくて。

セラ ダ エストレラの山道を雲をくぐりながらぐるぐる上っていくと、なぞの建物に着きます。

雲でよく見えません。それに風が強すぎて、叫びながらダッシュして建物の中に入るのですが、建物の中は、お土産ショッピングセンターになっています。

ここがとても楽しいんです。

選びきれないほどずらっと並ぶチーズや生ハム。
どれがいいかわかならなくても全然大丈夫。

店員さんがすべて試食させてくれます。
太っ腹すぎて、お腹がいっぱいになってしまいます。

それ以上にあれもこれもおいしいのでどんどん購入してしまい、結局おトクではないんですけどね・・・

しまいには、ワインの試飲もさせてくれるのですが、普通のコップに並々つがれる(おかわりもくれます)ので、結構酔います。

セラ ダ エストレラのワインは、クセがなく、ガツンと飲みごたえがあり、おいしいですよ♪
これぞポルトガルワインって感じ。

店員さんも明るくフレンドリーで、きっと楽しい時間が過ごせると思います。

ここのショッピングセンターが気に入りすぎて何度も行ってしまったのですが、とある朝ごはんに食べた、このなんてことないサンドイッチ。
生ハムとチーズだけなんだけど、絶品すぎて笑えます。

もう一つ買えばよかった。

格安で変える手作りあったかグッズ

寒い地方なので、ニットやファーなのどのグッズも格安で購入することができます。

手編みのニット

上質な手編みのケーブル編みニット。
私はアパレル出身なので、この価値は分かる。

日本であれば1万円はくだらないであろうニット。
それが数千円。

セラ ダ エストレラの寒さをナメていて、薄着で行ってしまったので、こちらでニット2点購入しました。

モフモフなムートンブーツも激安!

日本で買うと高いムートンブーツも激安!

赤ちゃんや子供用もあってかわいいです。
家で履くように夫婦で一足ずつ購入。

セラ ダ エストレラのシェパード犬が可愛すぎる

セラ ダ エストレラには、日本でいうところの秋田犬みたいな、その地域でブリードされている犬がいます。
セラ ダ エストレラ犬と呼ばれているこの犬種、とにかく可愛いんです。

こちらは成犬。
おとなしくて人懐っこくて本当にかわいいんです。

セラ ダ エストレラ犬の子犬たち。

このつぶらな瞳・・・このモフモフ。

や、や、やめろぉぉぉぉ・・・
そんな目で見つめられたら・・・きゅん

うちはマンションなので、大型犬は飼えないのですが、何とかならないだろうかって考えてしまいました。
今でも、写真見ながら飼いたいっていつも思ってます。可愛い。

日本と違ってポルトガルでは犬の値段はとても安く、こちらのセラ ダ エストレラ犬のお値段もなんと、120€(日本円で1万5,000円ほど)で購入することができます。

欲しい。欲しい。欲しい。

魅力あふれたセラ ダ エストレラ

いかがでしたか?
とっても素敵な場所でしょう?

リスボンから3時間くらいかかるので、もし時間に余裕があれば行ってみてはいかがでしょうか。

ちなみに、こちらに泊まりました!↓