リスボンの観光地のど真ん中の超一等地にある老舗カフェ、Confeitaria Nacional。
もくじ
Confeitaria Nacionalの歴史
1829年創業の超老舗カフェ、Confeitaria Nacional。
コンペイトウってポルトガル語から来てるというのは有名な話だけど、実際コンペイトウって何?とポルトガル人に聞いても『はて・・・?コンフェイタリア(Confeitaria)のことだろか・・・?』みたいな反応をされます。
1871年、リスボンで初めての電話が設置されたのがこのカフェで、カフェと工場とをつないでいました。その後、電話会社が設立されたあと、管理はそちらに渡ったものの現在でも番号はそのまま、ネットワークなしで維持されているそうです。
1875年、二代目オーナーがフランスの有名なボーロ・レイのレシピを持ち帰りました。
そのレシピは今日も変わらず、オーナーとシェフしか知らないそう。
店頭のショーウィンドウにもボーロレイが展示されていました。
1829年から販売されているパステル・デ・ナタも人気。
店内一階
店内に入る前のガラス棚にコーヒーが展示されています。
店内に入ると豪華な店内に螺旋階段。
古いけどとってもきれいに保たれています。
アイスクリーム売り場
店内いくつかの売り場に分かれていて、こちらはアイスクリーム売り場。
いろんな味がありましたが、ボーロレイ味というのがあり、気になりました。
次回試してみよう。
美味しそ。
ボーロレイ売り場
ボーロレイ売り場にはクッキーなども置いてありました。
メインカウンター
お客さんはほぼ観光客(^▽^;)
本日のおすすめメニュー。
◆クレソンのスープ 2.50€
◆干し鱈のトウモロコシパン粉乗せ 9.80€
◆豚肉、アリエイラ(グニュグニュしたチョリソーみたいなもの)とほうれん草ががっつり入ったパン的なもの 9.8€
◆野菜のポテト卵とじ 9.80€
自家製ジャムなども販売されていました。
商品棚。
品数が多くて迷ってしまいます。
コーヒー豆もいくつか種類がありました。
お土産にもよさそう!
こちらがメニュー。
この日はおなかがいっぱいだったのでコーヒーだけ飲んでいくつかお持ち帰りをすることに。
二階
二階はレストランになっています。
階段の途中に古いレジが展示されていました。
二階にもお菓子売り場がありました。
一階が混んでいたら二階で買うっていうのもアリかも・・・?
こちらがイートスペース。
とても上品。
授乳中の私はデカフェを。
エスプレッソのデカフェはデカフェと思えないくらい味がしっかりしていてとても美味しいです。
Confeitaria Nacionalのお菓子
お持ち帰りしてきました。
ボーロレイ
こちらが噂のボーロレイ。
ボーロレイはポルトガルではクリスマスに絶対食べるケーキ。
ホールではよく売っているけど、大きいのでカットで買えるのがありがたい!
ボーロレイはケーキなんだけど、パンに近い食感でこれもそんなに甘くなくて食べやすい。
シロップ漬けされたフルーツの甘みとナッツの食感がアクセントになっていて美味しい!
ボーロレイってボソボソしていることが多くてあんまり好きじゃなかったけどこちらので初めて美味しいと思った!
あまりに美味しかったので2023年のクリスマスにホール買いしました!量り売りで30€くらいだったでしょうか。朝ごはんやおやつにピッタリです(*´ω`*)今年のクリスマスもまた食べたいなぁ。
Meias Luas(三日月)
店員さんにオススメされたMeias Luas、三日月という意味のお菓子。
クッキーとケーキの中間くらいの食感で中にはボーロレイにも使われるシロップ漬けされたフルーツが入っていて美味しかったです。
そんなに甘くもなくて食べやすい。
チョコレートケーキ
ベレン店で食べたチョコレートケーキ。
大きさもちょうどいいし、そして甘さがちょうど良い!さすが名店!
ベレン店
ジェロニモス修道院、ベレンの塔やパステルデナタ発祥のお店、パステイス・デ・ベレンなど、多くの観光地が密集するベレンにも店舗があります。
ベレンの塔のすぐそばの、飛行機が目印。
最高の立地で、観光客でとても賑わっています。
Confeitaria Nacionalのパステルデナタは皮は厚めでザクザク系、クリームはほんのり優しく甘さ控えめでとってもおいしいですよ★
Confeitaria Nacionalへのアクセス
Confeitaria Nacionalへのアクセスは地下鉄緑線のRossio駅から徒歩一分。
青線Baixa Chiadoからは徒歩5分です。