もくじ
アレンテージョレストランSEM.FIM

宿泊したホテル、Vila Planícieのフロントの女の子に、近くに美味しいレストランがあると教えていただき、さっそく来てみました!
↓こちらのヴィラです。

こういう花が咲いてるサボテンってお花屋さんでしか見たことがなかったけど、このあたりには普通に野生に生えていたりします。
ものすごい大きいものもあります。

店内に入ってみると、植物がたくさん飾られてあり、ナチュラルな雰囲気でとってもオシャレ。
こちらのレストランはもともとオリーブ工場だったのですが、廃工場となり、その後そのままレストランとしてリノベーションされました。

入口のすぐ右側にはバーがありました。
ポルトガルにはこのように、同じお店の中に、バーとレストランが分かれているところをよく見かけます。

冷蔵庫の中にはフルーツやデザートが入っています。
ご飯を食べてからバーに移動するのもいいかもですよね。

レジと冷蔵庫のあるこちらの部屋を通過し、レストラン内に入ります。

こちらが店内。
店内には、オリーブ工場の時に使われていた時の装置などが装飾として使われていてとてもお洒落です。

コロナ禍でお客さんが少ないためか、店内はガラガラでした。

これなんか、とっても素敵じゃないですか?

食事をいただく!

前菜には地元のオリーブをいただきました。
残念ながら私の大嫌いなパクチーが入ってるぅ~!!!
ポルトガル料理には結構な確率でパクチーが入っているのに、毎回確認するのを忘れてしまいます。

今回注文したのはアレンテージョグルメの豚ほほ肉の煮込み。
お肉がホロッホロにほぐれる~!!
さらに、ハーブが効いたソースと絡み合って、米と一緒にいただくと美味すぎる~!!!
時々オレンジをかけて味変・・・オレンジの甘酸っぱさがさわやか~!
こちらはパクチーは入っていませんでした。ホッ
写真には写っていないのですが、お皿の脇に、すごくいいにおいのハーブが添えてありました。
あまりにもいいにおいだったので、店員さんに聞いてみると、ポエージョというものでした。
日本語では、ペニーロイヤルミントと呼ばれていて、ミントの一種のようです。
とにかく、ミントよりも深い香りがして、なんだかオシャレな香りがするのです。

もう一品いただきました。
ホルモンがチョリソーになっているものが入ったスクランブルエッグ。
アレンテージョのパンと一緒に食べると・・・うんまーーーーーーーーー!!!
なにこれ!旨味爆弾やん!

お腹がいっぱいになりすぎて、デザートまでは食べられませんでしたが、店員さんが、ポエージョ(ペニーロイヤルミント)のリキュールをサービスで持ってきてくださいました。
ホスピタリティーよ・・・
この店員さん、無口で特にノリがいいわけでもないのにすごく親切でした(笑)
ポルトガル人に結構こういう人も多い気がします。
帰る前にミュージアムを覗いてみる

レストラン内には、オリーブ工場の美術館が併設されていると聞き、チラっと覗いてみました。

もともと美術感覚には疎い方ですが・・・それにしたって謎すぎませんか・・・?笑
やはり芸術は難しいです。

古い機械などもそのまま展示されていました。
想像だけど、この滑り台みたいなのにオリーブが大量に滑り落ちてきて、右側にある樽に保存したりするのかな?と思いました。

謎の芸術を見てきょとんとしたあと、お会計はレジでとのことだったので、レジの方へ進むと、ランチを食べていたおじいさんたちが突然熱唱し始めました。
一体何事かと思ったのですが、アレンテージョではよくあることらしく、食後に人々は歌いだすのだそう。
モンサラーシュに行った時、ビューポイントに歌を歌っている人の顔出しパネル?口出しパネル?みたいなのがありましたが、それもこういうことだったようです。

こちらの記事に載せたものです!
私も日本に住んでいた時は友達と飲んだ後に2次会は必ずカラオケ!!!というタイプだったので、歌いたくなる気持ち、わかります。
飲んだら歌う。これは万国共通のようです。
記憶に残る美味しいアレンテージョのレストラン SEM.FIM

レジも可愛くディスプレイされていました♪
自家製のオリーブオイルと、モンサラーシュのハチミツ。
お会計はワインのデキャンタを含み30€もしなかったと思います。
安っ!
こちらのレストランのロケーションはこちらになります!
ご飯も絶品でしたし、店内もオシャレで記憶に残るレストランとなりました!
また是非行きたいです。
アレンテージョへお越しの際は是非寄ってみてはいかかでしょうか!