ロマンチックな海辺のレストラン、Furnas Do Guincho

furnasdoguincho グルメ

Furnas(フルナス)とはポルトガル語で岩場を意味する言葉です。

食事の後に撮った写真なので真っ暗ですが、名前通り、レストランの外にはゴツゴツとした岩場があります。
ポルトガルの海沿いにあるレストランは名前にフルナスが付いていることが多いです。

エリセイラで行ったレストランと同じ系列のお店かと思っちゃいました。

海沿いのレストランはやっぱりテラス席で決まり!

見てくださいこの広々とした半屋外席を。
天井があるので、雨もしのげそうですね。

店内には新鮮なシーフードが並びます。
もちろん自分で魚を選んで注文することもできますよ。

残念ながら海側の席はすべて予約でいっぱいで座れませんでした~。

これだけたくさんの席があるにもかかわらず予約でいっぱいなんてよっぽどの人気店ですよね。

メニューに迷う

私としたことがポルトガル語のメニューを頼んでしまいました。すみません。
全然ポルトガル語話せないくせに食いしん坊だから食べ物の名前はほぼ完ぺきなんです(笑)

ポルトガル語の方がレストランの分かりやすいのは、料理の名前が翻訳されていると分かりにくいからです。
例えば日本語で肉じゃがと言われたら簡単ですが、英語でMeat and Potato with special soy sauceみたいな感じで書いてあったらなんのこっちゃねんって感じじゃないですか。

そんな感じ。

サンセットを見ながら料理を待つ

滞在中の様子。
ポルトガルのディナータイムは遅いので、サンセットタイムは店内はガラガラでした。
店員さんの数も少なく料理が運ばれてくるのに少し時間がかかりました。

ワインがあるのでいいのですけど♡

ピークは21時頃だったでしょうか。
私たちが席に座ったのが19時過ぎくらいだったので、食べ終わるころに満席になりました。

こんなに綺麗なのに、レストランでサンセットを見ないなんてもったいない。
日が落ちたら真っ暗で何も見えやしないじゃないか。

なんてぶつぶつ言っていたのですがとんでもない。
夜は夜で月明かりがとっても綺麗でした。

お料理

夜ご飯はなるべく軽く済ませたいのでおつまみが好みです。
私はカルパッチョを頼みました。

思えばポルトガルでカルパッチョを頼んだのは初めてだったので気づかなかったのですが、タコがものすごく薄切りでよく調理されていました。

カルパッチョといえば生魚のイメージだったので、タコも生で出てくるもんだとばっかり勝手に思っていたので、ちょっとガッカリしてしまいました・・・
タコのカルパッチョって、ぷにぷにした食感が好きなもので・・・日本のカルパッチョが好きということが分かりました。

でも味付けは美味しかったです!上にかかっているオリーブオイルも品質の良いものでした。
緑の葉っぱもパクチーじゃなくてパセリでした。良かった~。←パクチー嫌い

で、もう一品頼んだのが魚介スープ!
これうんま~(*´ω`*)エビの出汁が濃厚~!
クルトンが別のお皿に大量に盛られてくるのでお好みで入れるのですが、おいしすぎてクルトン完食しました・・・全然軽くない夕食になってしまいました。

夫はヒラメのグリルを注文。
彼はヒラメが大の好物で、シーフードレストランに来るとヒラメ一択。
ヒラメのエキスパートです。

お魚はこのように運ばれてきて、店員さんが切り分けてくれます。

夫は野菜が嫌いなので野菜を全部もらったのですが、これがまぁーーーー美味しくて!!
どうしたらこんなに美味しい蒸し野菜ができるのでしょう。
私もこんな風に料理できるよう勉強したいと思いました。

肝心なヒラメのほうも絶品!
皮がパリパリでとても香ばしくて、身はふわふわと、とてもやさしい食感。
オリーブオイルの繊細な香りが包み込みます。

シンプルだけど、これが一番だね。

デザート

ポルトガルのデザートって基本的に満腹のお腹には少し甘すぎることが多く、さらにとても大きいのでどうしようか迷ったのですが、店員さんから強いオススメがあったので、こちらのパイナップルのチーズケーキを注文しました。

ほかにもレストランのオリジナルのスイーツがあったりとしたので、ちょっと迷ったのですが、

店員さんが、

“ごめん、このケーキのほうが絶対美味しい。”

と、ごり押し。半ば押し切られる形で注文しました。

でも、これが、私のデザート史に残る程絶品でした。
パイナップルとチーズの酸味がとてもスッキリしていてくどくなく、満腹でもペロリと食べることができました。
というか、おかわりください。って感じでした。

ポルトガルでデザートを頼んでもっと食べたいと思ったのは初めてかもしれません。
店員さん、ナイスなオススメありがとう!

パン、サービス料、ボトルワイン、カルパッチョ、魚介スープ、ヒラメのプレート、デザート込みで96.75€でした。普通よりはちょっとお高めだけど、オシャレレストランなので妥当なところだと思います。

帰るころには満席!
中には政治家のような人や、サッカー選手!?のような人もいました。

私服だと雰囲気が違うので写真を見てもよく分からなかったのですが・・・(;^ω^)

帰り際、テラス席は満席でしたが屋内席には少し余裕がありました。
これだけ大きなレストランなので予約がなくてもどこかしらには座れるでしょう。

でもせっかくなら素敵な窓際の席がいいですけど。

冬場は逆に屋内席の方が混むのかもしれませんね。

来たときはまだ明るかったのに、すっかり夜も更けました。
ごちそうさまでした。

素敵なディナーに感謝。

シントラでハイキングをしたあとだったので、こんな洒落たレストランには合わなすぎるTシャツ+ジーパン+キャップとカジュアルな恰好だった私。
次回はちゃんとオシャレして行きたいです笑

Furnas Do Guinchoへのアクセス

Furnas Do Guinshoは、カシカイシのギンショーというエリアにあります。
ギンショーにはたくさんの素敵なシーフードレストランがあるので迷います。

だがしかし、このレストラン、Furnas do Guinchoは目の前にバス停があり、バス停の名前もFurnas do Guinchoなのです!

カシカイシ駅から11分程で到着!便利ですね~!

↓↓ギンショーでもう一つおすすめのシーフードレストラン↓↓